人間は失敗からしか学べない猿である

失敗だらけの経営者から学ぶ教訓

短文でブログを書くとこうなる

こんにちは。毎回長い文章で「要約できないのかよ」と思う読者諸君もいると思うので今日のブログは短く書いてみよう。今日のテーマは「仲間の仕事を手伝うな」についてだ。

仲間の仕事を手伝ってはいけない理由

  • それが当たり前になってしまい、仕事を大量に抱えるリスクがある
  • 手伝ってもらった人が成長できない
  • 人によっては自尊心を傷つけられる
  • 経営層や管理層から見ると「問題なく仕事が回っている」と勘違いされる

また次回お会いしよう。

・・・・・・いかがだっただろうか

いつもの1/10の量にしてみた。たぶんほとんどの読者諸君の心にも記憶に残らないだろう。私がSNSを嫌いな理由はここにある。以前に別の記事で詳しく書いたが、短い文章で人の心を動かすのは至難の業なのだ。

短い文章というのは煮込まずに食べるカレーと同じである。味は染みてない、だから強烈なスパイスという名の「インパクトのある誇大文章」に頼らざるを得なくなる。人の興味を引くためだけに用意された中身のない文章。そんなものに価値はあるのだろうか。

閑話休題。

では、いつものブログと同じく、それぞれ理由を解説していこう。

それが当たり前になってしまい、仕事を大量に抱えるリスクがある

水は低きに流れるかの如く、仕事はできる人へ流れてくる。優しい人であれば、困っている人に手を差し伸べたくもなるだろう。ただ、それが当たり前になると周りの人間はあなたへ仕事を押し付けてくる。

「〇〇さんならすぐできますよね?」という言葉と一緒に仕事を押し付けられたことが人生で何回あったか聞かれても数が多すぎて覚えていない。

他の仕事を次から次へと押し付けられて、でも給料は変わらない。それは慈善行為ではなく自傷行為である。自分を守ることの重要性は以前にも触れたことがある

手伝ってもらった人が成長できない

仕事はRPGと同じである。難易度の高い仕事は本人への成長につながる。そして難しい仕事で失敗や苦労を積み重ねることにより、人は優秀な社会人へと成長していくのだ。

だが、そこであなたが手伝ってしまうと、その人は「自力で乗り越える経験」を積むことができない。

その人はほとんど経験値を貯められずに、毎回仕事を遅らせて、そして毎回あなたが手伝うことになる。これは一体誰が幸せになっているのだろうか?

人によっては自尊心を傷つけられる

これは私は大変理解に苦しむのだが、仕事を手伝ってもらったら普通は感謝するものだろう。しかし、なかには自尊心が傷ついてモチベーションが低下したり、手伝ってもらった人にヘイトを向ける人が、実は意外と多いのだ。

あなたはその人のためを思って、仕事を助けたつもりが嫌われる原因を作ることになる。私も残念ながら過去にそういうことは何度もあった。だから、私は安易に仕事を手伝うことはコミュニケーション上でも大変危険だと思っている。

経営層や管理層から見ると「問題なく仕事が回っている」と勘違いされる

ほとんどの経営者は現場が見えていない。直属の部下から上がってくる資料と数字でしか判断できないのだ。あなたが必死で仕事を手伝って円滑に仕事を回していたとしたら、資料には「進捗は問題なし」とだけ書かれる。現場では遅延が発生して、あなたが火消をしていることなど誰も気が付かない。

そうなったときに経営者が、

「まだ余裕があるな。これなら人員を追加しなくてもいいし、もう少し仕事を増やしても大丈夫だろう」

なんていう思考になる可能性もある。そうなったら現場は地獄と化す。
あなたはみんなを助けたつもりが、地獄の蓋を開けてしまっていることに繋がっているのかもしれない。

では、どうすればいいのか

答えはとても簡単である。他人の仕事を安易に手伝わなければいい。
ただ、これだけ聞くと無責任に感じるだろう。だから、代わりに「仕組み」を作るのだ。

・誰でも作業ができるようにマニュアルとQ&Aを作成する
・機械で自動化できる部分は可能な限り自動化する
・メンバーに対して「仕事内容の学習」機会を設ける

「仕事を肩代わりする」のではなく、「仕事の難易度を適正レベルまで下げる」「メンバーのレベルアップをする」事に注力すればいい。

低レベルの冒険者がドラゴンを倒すのに苦戦しているのなら、あなたが代わりにそのドラゴンを倒すのではなく、ドラゴンを倒すのに必要な武器や防具を用意してあげ、剣の使い方や魔法を教え、低レベルの冒険者だけでドラゴンを倒せるようにサポートするのだ。そうすれば、また同じドラゴンが現れても冒険者たちは自分達で対処できるだろう。

それが正しい「仕事の手伝い方」だと私は思う。

また次回お会いしよう。

前の記事
次の記事